2024.2.20
趣味活案内人講座倶楽部リポート 「はじめてさんの一関張り(全3回)」1月19日、26日、2月2日開催
講座体験レポート
市民講師が身近な先生となって講座を開催する「趣味活案内人講座」。
今回の講師は向坂智子先生です。
向坂先生は、焼津おとな倶楽部の様々な講座を開催していますが、一関張りの講座は初めて開講しました。
一関張りとは和紙や柿渋を使う伝統工芸のひとつですが昔は生活用品の修理や補強の方法として用いられていたようです。
今回の教材はザルとお弁当箱でした。
先生がお手本を作りながらレクチャーして、皆さん作業の開始です。
もくもくと和紙をザルに糊付けしていきます。繰り返しの作業ですが乾かないと次の工程に進めないので
残りは自宅に持ち帰り、2回目の柿渋塗りに備えます。
柿渋も糊と同じで乾かす時間があります。
その間に、お弁当箱に和紙を糊付けていきます。底の四つ角に和紙を貼るのにコツがいるようでした。
今回の教材は和紙でしたが、茶封筒や、その他の紙でもできるという事でした。
講座は3回で終わりですが、これを機会に何か自宅でも作ってみたいというお声もありました。